2009年09月15日

こんぴらふねふね

●こんぴらふねふね(香川県民謡)

香川県(仲多度郡琴平町)にある金比羅宮へお詣りをするときの道中歌だそうです。どうりでウキウキした旅の楽しさに満ちていますね。

金比羅詣りは、明治初年まで、伊勢詣りと並んで日本人の憧れの旅でした。

そういえば、清水次郎長伝の中にある「石松代参」というくだりは、森の石松が次郎長親分のかわりに金比羅様にお詣りするというシチュエーションでした。

といっても、この歌が流行ったのは江戸末期から明治初年といいますから、比較的新しい民謡ということになります。

 金毘羅船々
 
 金毘羅船々 追風(おいて)に帆かけて シュラシュシュシュ
 まわれば 四国は讃州 那珂の郡
 象頭山 金毘羅大権現 一度まわれば
 
 金毘羅御山の 青葉の陰から キララララ
 金の御幣の 光がチョイ射しゃ
 海山雲霧 晴れわたる 一度まわれば
 
 金毘羅石段 桜の真盛り キララララ
 振袖島田が サッと上る
 裾には降りくる 花の雲 一度まわれば
 
 阿波の殿様 蜂須賀様だよ シュラシュシュシュ
 私ゃあなたの そばそばそばだよ
 ほんとに金毘羅大権現 一度まわれば

 御宮は金毘羅 船神様だよ キララララ
 時化でも無事だよ ぼんぼりゃ明るい
 錨を下して 遊ばんせ 一度まわれば

「船神様」とあるように、海上交通の守り神だそうです。

メロディは、ドレファソラの律音階から成っています。

セイ・オーワダはここで、「こんぴら」モティーフと「シュラシュシュシュ」モティーフを、幾度も折り重ねることで曲を構成しています。

途中、「平行5度」という作曲法上の禁則を故意に用いることで、面白い効果を上げています。
posted by イネガル at 01:00| Comment(0) | 第1回コンサート曲目メモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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